英国王立建築家学会国際建築大賞にスペイン館、英国館

上海万博スペイン国家館、英国国家館はこのほど、2010年英国王立建築士学会国際建築大賞を共に受賞し、12の受賞プロジェクトで2席を占めた。 

英国王立建築士学会国際大賞は、外国建築事務所プロジェクト、外国で建造された建築プロジェクト、英国本国建築事務所のEU外プロジェクトなど、世界各地でのメンバーの優れた建築プロジェクトを表彰することを目的としている。 

上海万博が開幕して以来、スペイン館、英国館の建築はメディア、公衆、建築界の専門家や評論家から多くの賞賛を受けてきた。スペイン館は伝統的な材料である天然編物の籐の中に最新の科学技術を溶け込ませ、展示館の外壁を籐の板で覆い、長さ25000メートルの鉄骨管で8524枚の籐編物の板を支え、これまでにない規模で観光客に壮麗で奇抜な視覚効果を作り出し、観光客に「スペインの大きなかご」と愛称で呼ばれている。 

「タンポポ」の愛称で呼ばれる英国館の最大の目玉は、植物の種を含む6万本の透明なアクリルロッドからなる巨大な「種の殿堂」である。これらの触覚状の「種」の先端には細かいカラー光源があり、さまざまなパターンや色に組み合わせることができる。すべての触手は風に揺られ、パビリオンの表面に様々な変化可能な光沢と色を形成します。 

英国王立建築家学会の授賞式が6月29日にロンドンで開催されるという。